現役で私立医学部に入学したものの、1年で退学。その後1年間の浪人を経て、MARCHの理系学部に進学しました(実質二浪って感じ)。
退学の理由は、簡単に言えば「そこまで面白くなかったから」。
親が医者で、跡を継げば人生安泰だろうと安易に考えて医学部に進学したけど、やってみたら全然楽しくなくて。このモチベーションで6年間勉強を続けるのは正直しんどいと思って、辞めることにしました。
医学部受験のアドバイス
医学部受験って、他学部とは別物と思われがちだけど、実際は2次試験(面接・小論文)があるかどうかくらいの違いで、そこまで異質でもない。
現役生は、2次まで進めばかなり高確率で合格できると思う。大学側に「現役生は2次の対策が手薄でもOK」っていう配慮があるように感じた(浪人生は2次もガチ対策してるから)。
最低限やっておくべき2次対策としては、
・2次対策用の参考書を読む
・SOL(生命の質)とかQOL(生活の質)、終末期医療とかの医療トピックに触れておくこと。
大学によっては、これらの知識がないと小論文や面接で話にならないところもある。
面接対策は、「医療の話ができるようになる」ことよりも、知らない大人とちゃんと会話できるかのほうが大事。(もちろん医療の知識も必要だけど)
高校の先生とか塾の先生と、模擬面接をやっておくと良いと思う。
小論文対策は、とにかく
・日本語としておかしくない文章を書くこと(意外とできない人多い)
・テーマが分かりづらくても、とにかく時間内に字数を埋めること
これが大事。
点数の配分にもよるけど、小論文は大体4〜6割くらいがボリュームゾーンだから、ちゃんと形になってればそのくらいはもらえる。
英語の対策(医学部以外でも通じる話)
せっかくだから、英語が得意だった自分から英語対策のアドバイスも書いておく。
まず、「単語分からんけど英語ムリ〜」って言うのは論外。
TARGET1900を9割以上覚える、これが最低ライン。これができればMARCHまでは余裕なはず。
早慶を目指すなら、黒い表紙の**『TOEFLテストでる単5000』**がめっちゃオススメ。
特に早稲田の入試では、「この単語、超重要なのに分かるやつ俺しかいないだろ」みたいな場面がちょいちょいあった。
熟語はTARGET1000が王道。MARCHレベルの一問一答問題とかでめっちゃ効く。
長文対策は、自分が理解できる速度より1段速く読む練習をするのが大事。
最初は点数落ちるけど、慣れれば大きな武器になる。
大学にもよるけど、本文全部に構文記号とかふってる余裕なんてないから、構文に頼らずスラスラ読める力をつけるのがベスト。
あと最後に、「先生に言われた解き方が自分に合わないなら、使わない」ってのも大事。
英語ってこれが特に顕著で、塾講師の“型”が合わないこともあるから、無理に合わせなくてOK。