新たな決意
立教大学が不合格となり浪人の決意を固めました。落ちたその日からどのように勉強を進めていくかなど、計画を立てていきました。
予備校に通いたいと考えていましたが、金銭的な面と時間的な面から宅浪で1年間頑張っていくと決意しました。第一志望は早稲田大学の基幹理工学部で行くと決意した、1年間の受験生活が始まりました。
志望校変更
早稲田の理系では、理科を2科目選択する必要があったので現役で未履修であった化学も選択科目として勉強を始めました。初めの一ヶ月は順調に進んでいましたが、5月に入り1人で続けなければならいという環境の辛さから中々思うように進まずにいました。化学も未履修であったことから思うように進められず物理も中途半端になってしまい、自分の中でペースを掴めずにいました。そこで、5月の中旬に化学をやめる決断をし早稲田を諦めて、理科大に志望校変更しました。
成果が出た夏
宅浪であったことから孤独な気持ちもあり、自分の思いを誰にも話せないことから日々苦しい気持ちでした。それでもなんとか勉強を継続し、七月は1年間の中で最も勉強を頑張れた一ヶ月でした。その甲斐もあり八月の全統記述模試では数学で偏差値71を取ることができ、全体でも59.5で理科大はB判定、GMARCH も軒並みA判定でした。しかし、ここが自分の受験生のピークでした。
燃え尽き症候群
八月を終え現役生は学校が始まる中、自分は家で勉強できるという気持ちで初めは意気込んでいました。しかし、実際は勉強時間もどんどん減ってしまい勉強に手がつかない状態に陥ってしまいました。夏頃までは友達と会って話すことで切り替えて頑張れていましたが、秋頃になってからは息抜きした後も頑張ることができなくなってしまいました。本来は一日10時間を目標に日々取り組んできましたが、この時期は頑張れて5時間が限界でした。そんな状況で、成績など伸びるはずもなく11月の河合の共テプレでは軒並みE判定。正直ここから頑張ろうという気にもなれませんでした。
開き直ったラストスパート
ここまできたら開き直ろうと決意し、自分の頑張れる範囲で勉強を進めました。生活も夏頃までは朝7時に起きて勉強を始めていましたが、秋以降はアラームをかけずに起きるという生活にシフトチェンジしました。自分が楽に進められるやり方を選びました。ランニングもしたり、snsもたくさん見たり、娯楽の時間を増やしていきました。このような状況で受けた共テ前最後の模試ではオールE判定、総合偏差値46で終えました。この結果を見て焦ることもなく、でたらめだと思って吹っ切れていました。今思えばそこまで考え込むことなくいられたことがよかったかもしれません。気がついたら年末に入り大晦日の番組を見たり、年が明け駅伝を見たりなど、受験生でありながらも充実した年末年始を過ごしました。
受験シーズン
気がつけば共通テストが始まっていました。試験独特の緊張感もあり、本番では思うように解けずに終わってしまいました。ここで一つ、笑い話を挟んでおきます。笑自分は数学と英語で特に高得点を取りたいと考えていて、英語は感触として悪くなかったので、どのくらい点数が取れていたのか気になって仕方がありませんでした。しかし、共テでは全日程を終えてから採点しようという風習があり、自分もそこに乗っかっていたところがあり英語が終わった時点ではすぐには採点しませんでした。しかし、数学の感触が良くなかったので英語の採点をしてしまおうと思い、数学2.b.cが終わって理科までの休憩時間に採点するという謎行動をしてしまいました笑。結局点数も微妙(R:57,L:69)で反応しにくかったことを覚えてます笑。みなさんはこんなことせず、1日目が終わったら2日目に集中してほしいと思います。そんなこともあり、共テも終わって本格的にラストに入り込んできていました。そこからは、とにかく大学の過去問を解くことだけをひたすら続けていました。
個別試験
受験校は日大、学習院、立教、中央、理科大でした。最初は日大でした。過去問でも合格点に達していたため、そこまで不安はありませんでしたが、試験特有の緊張感に飲まれてしまい思うように解き進めることができず終わってしまいました。正直終わった直後は不合格の予感がしました。そこから理科大、立教、学習院と三日連続で続いていきました。どの大学も感触的には悪くない感じでした。三日間連続は正直かなり疲れました。学習院が終わった日は帰ってすぐに寝てしまい、起きたのは夕方でした。その次の日に立教の2日程目の入試でした。1番良い感触で終えることができました。この時点で正直受験は終わった気分でした。ラストは中5日で中央の入試でした。初めの英語と理科はかなりできましたが、最後の数学でこけてしまい最後はうまくいかずに終わりました。
最後の最後で合格
入試が終わってからはたくさん遊びました。自分がやりたいと思ってたことをたくさんしました。そんな中で合格発表がありました。日大は合格。この時はものすごい安心感でした。大学に進学できるという強い気持ちが芽生えました。その後は、学習院の発表でした。結果は補欠でした。繰り上がることは最後までなくそのまま不合格で終わりました。後から確認したところ、学習院は4点差で不合格だったので正直悔しい気持ちもありました。3日連続のラスト日だったので疲れていたのだと思います笑理科大と立教は同島に発生でした。立教はかなり自信があっただけにまさかの不合格。理科大も不合格。この時は正直かなりショックでした。立教は1番できた感覚だったので、この時の気持ちはかなり落ち込んだことを今でも覚えてます。自信が全く無かった中央は当然不合格でした。結果が出てからは各大学の追加合格を待つ形となりました。しかし、自分の思うようにはいかずに、最後の追加合格まで待つ形となりました。そして、最後の最後に立教大学に合格して僕の受験勉強は幕を閉じました。
最後に
始まってから最後の最後まで紆余曲折ありましたが、自分の満足いく形で終えれたことが何より良かったです。みなさんも、受験生の時期はかなり辛いと思いましたが、最後まで諦めず努力して自分を信じることが何より大切だと思います。受験は自分の思うよにならないことがほとんどで、落ち込むことも多いと思いますが、それはみんな同じです。なので、そこでだらけることなく最後まで続けた者が勝つと思います。みなさんの挑戦応援しています。頑張ってください!